単結晶生成・小スケールの実験に最適!

ソルトラミニ

濃縮・回収装置をここまで小型化!

 これまで一般的に抽出液等の濃縮作業は、エバポレーターとナスフラスコを使い行なわれてきました。しかしハイレベルな研究者にとっては研究結果を早く知るために、もっと少容量の検体の濃縮を行う機会が増えます。
 そんな最先端を走る研究者のために「Soltra mini」は開発されました。検体に対してガス吹付式の液体濃縮を自動で行うと同時に、クローズドシステム内で飛散ガス溶媒を回収する。閉鎖系蒸発加速方式を採用。
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用途例

  • 有機合成のダウンサイジング
  • NMR検体からの重水素化溶媒の精製回収
  • タンパク質水溶液の濃縮と結晶化
  • 構造解析用の単結晶の生成
  • 学生実験の少量化
  • ラジオアイソトープ関連
  • 自動合成の溶媒回収
  • 先進的生物分野

上記以外にも研究者の工夫で様々な使用方法が可能です。
 また、クローズドシステムで回収するため蒸発した溶媒を大気放出しません。そのためドラフトの無い通常の部屋、閉鎖されたグローブボックス内などで少量の濃縮を行ないたい場合に最適の製品です。

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グローブボックス専用ソルトラミニ外部ポンプ追加仕様

特別仕様になりますので、詳細はお問い合わせください。

特 長

軽量でポータブル

 卓上での濃縮作業が可能(専有面積A5用紙程度)冷却水・熱媒は一切不要

安 心

 沸点以下で溶媒を蒸発・回収 突沸・局所過熱の心配なし 部材はすべてテフロンPTFEおよびガラスを採用しており、酸・アルカリの濃縮に対応

放出ゼロ

 閉鎖系システムで濃縮、溶媒の放出ゼロ 高価な溶媒の回収・再利用が可能 ドラフト外やグローブボックス内で 濃縮作業が可能 RI(ラジオアイソトープ)関連、バイオハザードの恐れのある検体の濃縮も安全に実施

簡単操作

 濃縮部・凝縮部の温度を1℃単位で、 循環ポンプ風量を100段階で設定 濃縮条件の精密制御が可能

オプション

窒素置換ユニット

 このユニットで系内を不活性ガスで置換する事により、無酸素下での濃縮が可能になります。
クローズドシステムですので一度系内を置換すれば、濃縮完了までガスの追加は必要ありません。概ね風船1個で系内のガス置換が可能です。

大型蒸発部

 標準では蒸発部に20mLのバイアル瓶を使用しますが、お客様のご要望で一回り大き目のものにすることも可能です。
詳しくは弊社、またはテクノシグマにお問い合わせください。

濃縮時間

※5mL濃縮時間(ポンプ風量“30”にて運転時)

有機溶媒/設定温度 40℃ 60℃
ヘキサン 15 min 10 min
酢酸エチル 30 min
メタノール 55 min 30 min
エタノール 65 min 35 min
アセトニトリル 55 min 30 min
ジクロロメタン 20 min
クロロホルム 25 min 15 min
DMF 8.0 hour 3.0 hour
7.0 hour 2.5 hour

仕様

製品名 単検体濃縮回収装置 ソルトラミニ
型式 GBCS-mini-Ⅰ
濃縮方式 閉鎖系キャリアガス吹付け蒸発方式
蒸発能力 20mL/h(メタノール)
主要構成 気化容器 20mLバイアル瓶等
加熱部 アルミブロック(40Wペルチェ加熱)
凝縮部 アルミ製コンデンサー(40Wペルチェ冷却)
受器 20mLバイアル瓶等
操作部 シートキー入力、デジタル表示
制御 専用基盤
温度センサー サーミスタ
ガス循環ポンプ PTFE製ダイヤフラムポンプ6W
外形寸法 W142 × D122 × H305 mm
重量 約3.8kg
電源 AC100V~240V 50/60Hz 100W

※仕様は2016年8月現在のものです。製品改良のため、外観および仕様が予告なく変更されることがありますのでご了承ください。

動作のしくみ

ガスは閉じられた蒸発用バイアル瓶で検体に吹き付けられた後、チューブを通って凝縮部に向かいます。そこで蒸発した有機溶媒を凝縮させて回収します。ガスはその後循環ポンプでドライなキャリアガスとして蒸発部の検体に吹き付けられます。こうしてガスは循環してリサイクルされ、有機溶媒は閉鎖系内で回収されてしまいます。

(※本システムは当社が特許申請しており、当社占有技術です。)